【た行】
ダイケイマップ
  ダイケイマップとは、1/2500都市計画基本図をベースにし、約50種類のレイヤーに分類して入力されたベクトルマップである。全国の都市を網羅する地図データベースとして構築されており、広範囲な要望にも応えられる。また、ダイケイでは16年前から構築した全国ハローページデータベース『テレデータ』を保有している関係上、地図と電話帳を組み合わせた『テレポイント』を作成している。テレポイントには電話番号・持ち主名・住所・地図座標値等が収録されており、平成12年7月25日現在664市246町をカバーしている。

 

詳細は → http://www.daikei.co.jp/

大縮尺

  1/500や1/2500などの一般に精度の高い地図縮尺を言う。家屋一軒一軒が表記されており、AM/FM等には主としてこの縮尺の地図が使われる。

ダイヤルアップIP接続

  TCP/IPプロトコルを使用して、電話回線を通じてユーザーが必要な時にだけプロバイダーへの接続を行う接続方式。

ダウンロード

 インターネットや企業内ネットワーク上に設置されたサーバーから自分のコンピューターへファイルを転送すること。この逆をアップロードという。

地域コード

 JISで規定されている各地域を表す5桁のコード体系。2桁の都道府県コードと3桁の市区町村コードから成る。

地図の2000年問題

   測地成果2000参照。

地籍図

  土地を管理するために国土調査法に基づいて作成された地図で、土地の境界や地目、地番などが表記されている。

地物

   実世界の存在を抽象化した概念。例えば、道路、鉄道、学校、病院など現実世界に存在する物。また、行政界のように仮想的に存在するものも地物と見なすことが出来る。英語では、feature。ISO/TC211では、 abstraction of real world phenomena.
と定義している。
 地物は型ないしクラスとしてみられる場合と、そのインスタンスとしてみられる場合がある。両者が混同する恐れがある場合は、地物型ないし地物インスタンスという言葉が使われる。例えば実世界に存在する国道一号線は、国道という地物型の地物インスタンスとしてコンピュータに格納される。 →詳細

中縮尺

  1/25000や1/50000などの中程度の精度の縮尺。この縮尺になると道路は線画で表現される。

地理情報標準

   国土地理院が、ISOなどの国際的な地理情報標準化の流れを受けて、1996年から3年間の官民共同研究により作成した国内の地理情報標準で、この研究の成果は、ISO/TC211の標準化案を踏まえた我が国初の「地理情報標準(第1版)」としてまとめられた。内容は、地理情報の交換のあり方を標準化する空間データ交換標準と交換標準に対応したデータ整備のための仕様書作成マニュアルから構成される。 

       詳細は  → http://www.gsi.go.jp/REPORT/GIS-ISO/KMGIS/kmindex.html


デジタルアース

 米ゴア副大統領の提唱している構想で、全世界の1m精度のデジタル地図を作製し、インターネットを通して世界中への配信を目指している。

デジタル画像

 航空写真や衛星画像から作成される画像データで、GISにより利活用されることが期待されており、国土空間データ基盤の一要素として位置づけられている。

デジタル道路地図

 (財)日本デジタル道路地図協会が作成したカーナビ用の道路地図。1/25000の縮尺で作成されており 、道路種別、道路管理者、路線番号、幅員などの属性データも持っており、これらをキーにした検索も可能である。

デフォルメマップル

 ユーザーの仕様に合わせ、昭文社の「マップルデジタルデータ」より略地図をシステム上で自動作成し、編集・加工が可能なイラストレーター形式または、JPEG、BMP等画像データで提供する。出版物、チラシ等の販促物に利用可能。

 


テレアド

 ダイケイの電話帳データベースであるテレデータと株式会社ゼンリンの ADDデータ(表札データ)をリンクし完成させた全国6000万件のデータベース。
 これまでの電話帳データには保有していなかった、マンション名・階数・部屋番号を収録している。また、電話帳非掲載のデータも表札データでカバーしている。

電子メール

  ユーザーがインターネットやパソコン通信などのネットワークを使って、相互にやり取りするメール。Eメールとも呼ばれ、最近では携帯電話からもEメールの送受信が出来るようになってきた。

東京大学空間情報科学研究センター

 東京大学・空間情報科学研究センターは、平成10年4月に設立されたわが国では最初の大学におけるGISに関する専門研究センターである。空間情報システム研究部門、空間情報解析研究部門、時空間社会経済システム研究部門からなり、空間を切り口にした情報システムの構築・利用から、実社会・経済システムの解析・モデリングまでカバーしている。広範なGIS関連研究を支援することを目的としてさまざまな基本的な空間データのDB化を進めるなど、GIS研究のネットワーキングにも力を入れている。
勤務と育児を両立できる保育所配置を検討する空間意思決定支援システム テレビカメラで自動的に「情報媒介地図」を構築する方法の研究
詳細は → http://www.csis.u-tokyo.ac.jp/

道路管理システム

 建設省の指導により、道路占用物件の統合的な管理や道路占用許可申請などの道路業務支援のために作成されたシステム。1/500の地形図をベースに、電力、ガス、通信、上水道、下水道の各事業者がそれぞれの設備を登録し統合管理する。運用は、昭和61年3月に設立された道路管理センターが行っている。このシステムへの参加が自社の設備管理マッピングシステム(AM/FM)の 開発のきっかけとなった企業もある。

道路台帳図

 道路管理者が作成する道路台帳に付属する地図。通常1/500〜1/1000程度の精度で作成され、もっとも精度の高い地図である。道路は精密に描かれているが、家屋は一部しか描かれていないことが多い。

都市計画図

 各自治体が作成する都市計画区域の基本となる地図。1/2500の精度で5年毎に作成される。道路台帳図と比べて精度は落ちるが、整備範囲が広く、家型が一つ一つ描かれており、幅広い用途に用いられている。 また、多くのデジタル地図の元図として使われている。

トポロジー

  空間の、変形や連続変換について不変な性質を一般的に研究する数学の一分野。GISでは連続的な変形にもかかわらず不変な性質としてノード、エッジ及びフェイスの接続関係をトポロジーと呼ぶ。

ドメインネームサーバー

 ネットワーク上にある全てのコンピューターを識別するためにネットワークアドレスと名称などの情報を収めた、インターネットの電話番号案内の役割を果たすサーバー。

トラフィック

 トラフィックはもともとは交通量のことで、ネットワークを流れるデータの量や負荷を意味する。回線の細い部分にトラフィックが集中するとレスポンスが大幅に悪化するため、予めトラフィック量を考慮したネットワーク設計が重要である。

【な行】

日本水準原点
  全国の水準測量の原点で、明治24年に東京都千代田区永田町の尾崎記念公園内に設置された。高さの基準面は東京湾の平均潮位を基準としており、水準原点の値は、24.4140mとなっている。
   
ネットスケープナビゲーター
 米Netscape Communications社が開発したWWWブラウザー。同社のスタッフが米イリノイ大学在学中に開発したWWWブラウザー「Mosaic」がその前身となっている。操作性と機能性の高さから、多くのユーザーが使用している。現在はソースが公開されており、ベンダーやユーザーが改良できる形になっている。

ノード

エッジの境界となる端点(始点、終点)。

【は行】

ハイパーテキスト
  複数のテキストを相互に関連づけて参照したり引用したりする概念。百科事典で、ある項目を調べている時に、解説文 に出てくる単語についてさらに調べる必要が出てきた場合を想像すればよい。WWWのHTMLのハイパー リンクは、この概念を取り入れ、ネットワーク上でこれを実現し、さらにテキストに加えて画像や音声などを利用可能にした発展型といえる。

白地図データベース

  自治体や公益企業のための基図を提供するために建設省建設経済局が企画し、国土地理院の支援を受け、民間企業も参加して作成したデジタル地図。1/2500の都市計画図をベースに作成されている。

バッファ機能

  特定の点または線から一定の距離内の領域を取り出して、様々な解析を行う機能。駅から徒歩10分圏内とか、幹線道路から2km以内というような使い方をする。

筆界

 個人や法人の所有する土地の境界線。通常は杭などにより境界線が示されている。地籍図はこの筆界を示した図面である。

被覆

 リモートセンシングにおける土地利用などの面的な広がりを持ったデータの集合。英語ではcoverage。

標準地域メッシュ体系

 国土を緯度経度線で網の目状(メッシュ)に分割する体系で、分割様式が標準化されている。1次メッシュは1/200000で、80x80km、2次メッシュは1/25000で10x10km、3次メッシュは1x1kmとなる。

標定点

  航空写真から正確な座標値を求めるための、予め位置や標高が確定している点。

ファイアウォール

  元々は防火壁の意味で、企業内LANなどを外部からの不正侵入から保護するシステム。インターネットと企業内LANの間に設置する。

フェイス

 エッジの順列を境界にもつ2次元要素。エッジに囲まれた領域、ポリゴン。幾何要素としてのポリゴンはサーフェス、位相要素としてのポリゴンはフェイスと呼ばれる、行政界を閉じた多角形とみなせばサーフェスであり、エッジで囲まれた2次元要素と考えればフェイスとなる。

ブラウザー 

 Webサーバーにリクエストを出して、クライアントにホームページなどを表示するソフトウェア。Mosaicの開発以来、インターネットの爆発的普及の原動力となった。現在の代表的なブラウザーとしてはNetscape NavigatorやInternet Explorerがある。

プラグイン

  アプリケーションの機能を拡張するための付加プログラム。目的に応じた必要な機能だけを追加する構造で、アプリケーションの肥大化を防ぐというメリットもある。ネットスケープナビゲーターをはじめとする WWWブラウザーもこのプラグイン構造を採用している。ShockwaveやVDOLive Playerなどは代表的なプラグインで、これらによってアニメーションや音声、動画などを再生する機能を付加することができる。

フレーム

 ホームページを記述する「HTML」のレイアウト機能の1つ。1枚のホームページを仕切りで分割し、それぞれに異なる情報を表示させたり、連動させたりすることができる。限られた表示スペースを有効に利用できるメリットがあるが、その反面でレイアウトデータが大きくなり、読み込みに時間がかかるという欠点もある。

プロアトラス

  アルプス社が作成、CD-ROMで販売している電子地図データ。

詳細は → http://www.alpsmap.co.jp/tree.html


プロキシサーバー

 ネットワーク内の情報資産を外部から守るために窓口として設置しているファイアーウォールは、同時にネットワーク内のユーザーが外部へアクセスする際の障壁になってしまうという問題がある。これを解消するためにネットワーク内のコンピュータからの外部アクセス要求を受け付けてその作業を代行する役割を果たすサーバーコンピュータのこと。ネットワーク内のクライアントコンピュータはファイアーウォールの存在を意識せずにプロキシー越しに外部ネットワークを見ることができる。

プロトコル

  コンピュータネットワークでデータや情報を通信するための手順や約束事。HTTPTCP/IPなど目的に応じて様々なプロトコルが使われている。

分散オブジェクトシステム

 分散コンピューティング環境下で、ユーザーからのリクエストに応じて、ネットワークの異機種上にある様々なオブジェクト(アプリケーション)が連携し合って処理をするシステム。C/Sや3層型システムの一歩進んだ形のシステムで、次世代の情報システム基盤として期待されている。オブジェクトの連携にはCORBAを用いる。

分筆

 土地登記簿上で、一つの筆の土地を分割して複数の筆の土地とすること。逆に複数の土地を合わせて一つの筆にする事を合筆(がっぴつ)という。

平面直角座標系

 主として大縮尺地図に用いられる座標系。全地球レベルのUTM座標系と日本を対象とした国家座標系がある。

ベクトル

  図形を線や面として認識できる構造を持ったデータ。通常の線分の場合、始点座標→終点座標という形の構造を持つのでベクトルデータと呼ばれる。線や面としての認識が出来るので図形の新規作成、削除、変更が容易に処理できる。ラスターと対比して用いられることが多い。

ベクトル化

 ラスターデータをベクトルデータにすること。一般的には、ノイズ除去などの前処理を行った後、ラスターデータに対し細線化や輪郭抽出を行い、点をつなぎながらベクトル化していく。この後、アプリケーションによっては、文字認識や図形認識の処理に進む。

ベクトルデータ

 線図形のデータ。ラスターデータと比較して、データ量が少なくなることや、編集が容易になるなどの特性を持つ。

ポリゴン

 多角形のこと。図形的に始点と終点が閉じており、塗りつぶしや、内外判定などが出来る。GISでは、家型や行政界などがポリゴンとして取り扱われることが多い。ポリゴンには、単一ポリゴンと複合ポリゴン(穴のあいたポリゴン)があり、取り扱いが異なる。

ボロノイ図

  学校の通学区域や店舗の商圏分析などに使われる図。地図の上に各店舗をプロットし、店舗間の中心線を描いていくと、各店舗の勢力圏を示すような図を作成できる。

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