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第21話 川の話

中山由美 みなさん、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
安村主任 今年は課長の年、カバ年ですね。
水田課長 だっ、誰がカバ年やねん。
中山由美 恒例の新春クイズですが、今年はカバ年にちなんで「川」の問題にします。
水田課長 だからカバ年とちゃうちゅうてるやろ。それに恒例って何やねん。恒例でも何でもないやんけ。
中山由美 高齢者はお静かに願います。
水田課長 「こうれい」を掛けたのか?つまんね。で、川がどうしたって。
中山由美 日本に川(かわ)はいくつあるでしょうか。
水田課長 「あん? なめとんのか? 川なんて山ほどあるだろうが。・・・・・ん?川なんて山ほどある?日本語が変か?山ほどあるとは言うけど、川ほどあるとは言わないなぁ。。
安村主任 何をぶつぶつ言ってるんですか。
水田課長 だから、川なんて山ほど・・・いや、沢山あるって。
中山由美 そうですかねぇ。
水田課長 何言ってんだよ。新年早々ぼけてるのか?
中山由美 じゃあ、言ってみて下さい。
水田課長 馬鹿にしおって。近いところで隅田川とか神田川とかいくらでもあるだろうが。
安村主任 それは、「かわ」じゃなくて「がわ」ですね。
水田課長 へ?
中山由美 例えば、荒川のように「かわ」のつくものを言ってみて下さい。
水田課長 ああ、「かわ」ね。了解、了解。荒川みたいにね。え〜と、近いところで、江戸川、多摩川、利根川、富士川、・・・・あれぇ?
中山由美 みんな、「がわ」ですね。
水田課長 え〜と、信濃川、石狩川、淀川、最上川、千曲川、・・・・・わーーーーっ!みんな「がわ」じゃん。
中山由美 信濃川と千曲川は同じ川ですよ。
水田課長 え?うそぉ。千曲川は長野県の川で、信濃川は新潟県の川で別の川だろうが。
中山由美 一つの川ですが、長野県内では千曲川で新潟県境を越えると信濃川と呼ばれてます。
水田課長 ちょっと待てよ。長野の昔の名前は信濃で、新潟は越後だよな。なのに、どうして新潟県に入ってから信濃川になるんだ?越後川になるなら分かるが。
安村主任 それは見方の問題で、新潟県の人から見ると信濃から流れてくる川だから信濃川となったんですよ。
水田課長 うそくさいなぁ。
中山由美 本当らしいですよ。ところで、話を戻して「かわ」は?
水田課長 う〜ん。天竜川、木曽川、石手川、竜田川・・・・・ん?竜田川は相撲取りの名前だった。
中山由美 は?
水田課長 知らないのか?花魁にフラれて力士をやめて豆腐屋になったやつだよ。で、その花魁におからをあげなかったから・・
安村主任 それは、落語の世界の話じゃないですか。竜田川という川は力士の名前じゃなくて実在する川ですよ。
水田課長 え?そうなの。
中山由美 そうですよ。奈良県にあります。
安村主任 もしかしてあの落語の話が本当の話だと思ったんじゃないでしょうね。
水田課長 ・・・・・・さてと、長良川、天塩川、吉野川・・・いかん、みんな「がわ」だ。日本はやめて海外で・・・ミシシッピ川、ナイル川、アマゾン川、ドナウ川、セーヌ川、テムズ川、ハドソン川・・・わーーーーーっつ!みんな「がわ」だぁ。
中山由美 ね。「かわ」は少ないでしょう。
水田課長 はぁはぁ・・・もうだめだ。もう思いつかない。
安村主任 新年早々だらしないですね。
水田課長 そもそも、何でこんな話をしているんだ。
中山由美 今年は馬年で、課長がカバ年で、カバは河の馬ですからね。だから川の話ということで。
安村主任 そう、英語で言うとリバーホースですね。
水田課長 うそこけ。カバは英語で言うとヒポポタマスだろうが。
安村主任 あれっ?そんな単語はよく知ってるんですね。
水田課長 ほっとけ。英語で言うと、リーブミーアローン、マイダーリンだ。
安村主任 最後のマイダーリンって何すか?
水田課長 気にすんなって。英語で言うと、ネバーマインド、マイダーリン。
安村主任 いい加減な人・・・
水田課長 いい加減、英語で言うと、グッドコンディション、マイダーリン。
中山由美 ちょっと違うような。
安村主任 まったく、いい歳して・・・・
水田課長 グッドイヤー、マイダーリン。
中山由美 新年早々、こわれちゃいました?
安村主任 関わらないようにしよう。ところで、他に「かわ」はあるの?
中山由美 「紀ノ川」!
水田課長 やっぱりな。そう言おうと思ってたんだよ。英語で言うと、・・・え〜っと、え〜っと。
安村主任 やっぱり、関わらないようにしよう。
第22話へつづく  
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