地図よもやま話
第4話 星とGPS
| そうか・・・巨乳だったのか・・・・ | |
| まだひきずっているんですか? | |
| え?何ですか? | |
| い、いや。なんでもない。ちょっと・・きょ・・・きょ・・巨乳の星! | |
| 何ですか、それ? | |
| ちょっとした事で、すぐに目に涙をいっぱい浮かべて泣くひ弱な少女、「星ひよわ」が、厳格な母と巨乳養成ギブスを着けてトレーニングに励み、巨乳の星を目指すという感動の物語だ。 | |
| へーえ。 | |
| ウソっぱちだよ、う・そ。感心するなよな。どうせ、今思いついたんでしょう。 | |
| あれ、何で分かったの。構想10秒。 | |
| 10秒でよくそこまで思いつきますね。ところで、星といえばこの間、伊能忠敬のドラマをやってましたが、測量に星も使ってたんですね。 | |
| そうそう。今だと、GPSという人工の星を使って測量してるね。 | |
| GPSといえば、今年5月にSAが解除されましたよね。 | |
| そう。精度が10倍上がったよね。 | |
| ・・・・・・・GPSって何だ? | |
| 人工衛星を使った測位の仕組みです。GPS衛星からの電波を受信機で受けて自分の位置が分かるんですよ。元々は軍事用だったんですが、以前から民間にも開放されていて、カーナビなどで使われています。 | |
| ん?なんで人工衛星で自分の位置が分かるんだ? | |
| 電波が衛星を出てから受信機につくまでの時間が分かって、電波の速さは一定(光速)ですから衛星から受信機までの距離が計算できますよね。だから、受信機は衛星を中心としてその距離を半径とする球面上にあります。こうして捕捉した衛星のいくつかで球面を求めて球面同士の交点を求めると、自分の位置がわかります。 | |
| ・・???!!???・・・・日本語でしゃべれよ。 | |
| 全部日本語じゃないですか。 | |
| さっぱり分からん。 | |
| では、簡単に考えるために二次元にしましょう。衛星1から受信機までの距離をR1、衛星1からの距離をR2として、それぞれの衛星の位置を中心とする半径R1とR2の円を描くと・・・・・こらあ!寝るな! | |
| ・・ハッ。なんか悪い夢を見ていたような気がする。 | |
| ところで、SAが解除されたというので自宅の近くで測位してみたら、すごいですよ。衛星が5個ほどつかまって、1mくらいの誤差しかありませんでした。 | |
| なんで自宅でやったの? | |
| 会社のような都心だと、ビルで電波が反射してうまく測位できないんですよ。 | |
| ふーん。 | |
| でも最新の機種だと感度が上がって都心でも使えるみたいよ。 | |
| あ。それ欲しい。 | |
| まだ試作品だから売ってないよ。 | |
| 課長、メーカーの人に借りてきてくださいよ。 | |
| 課長はメーカーをたくさん知っているから、太いパイプを持ってますよね。 | |
| なにぃ。課長は目方がたくさんあるから、太いパンツを持っているだとぉ。失礼な。 | |
| よくそんな、うまいこと聞き間違えますね。 | |
| 日頃の湯麺だ。 | |
| 湯麺じゃなくて鍛錬でしょ。 | |
| どういう湯麺をしたら、うまく聞き間違えられるようになるんですか? | |
| だから湯麺じゃなくて鍛錬やっちゅうの! |
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